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smartをこよなく愛し、少しでも便利で良い車にしようと奮闘する記事を掲載します。スマートの整備情報満載でです!!

スマート黒銀に装着したEVC-Sの設定完了(^_-)-☆

スマート黒銀に取り付けた


EVC-Sの設定を行いました(^O^)

前提条件
  • HKSの強化アクチュエーター装着済み
  • ターゲット加給圧1.5K
  • ハイフロ、カットバックタービン装着
  • 吸気系fogeホース使用
  • ビックスロットル使用
  • スロットコントロール使用
  • ECUチューニング(レーシング仕様)
  • スポーツマフラー装着

まず、アクチュエーターの設定ですが

ノーマルの開き始めは約0.55Kからですが

今回のターゲット加給圧が1.5Kなので


調整ネジで約1.0Kで開き始めるようにしています


最初にEVC-SのスイッチOFFでタービンと

アクチュエーターの直結状態を作り

アクチュエータ開き始めの加給圧を確認しました

0.95Kでアクチュエーターが開いて

最大ブーストとなります

目的の値なのでOKです!!


続いて、ブーコンのスイッチをONにして

設定Aに設定値を以下のように入れました

  • オフセット値(OFS)=70%
  • レスポンス値(RSP)=0%
  • オーバーブースト値(OPT)=50KPa
  • ワーニング値(WRN)=150KPa
  • ドロップブースト値(DRO)=100%

走行テストした所

最大加給圧1.3K程度で立ち上がりも遅いです

ノーマルの制御より悪いです・・・


このセッティングから以下のように変更しました
  • オフセット値(OFS)=80%
  • レスポンス値(RSP)=20%
  • オーバーブースト値(OPT)=50KPa
  • ワーニング値(WRN)=150KPa
  • ドロップブースト値(DRO)=100%

あはは、加給圧がワーニングになりっぱなし・・・

瞬間的には1.7K位まで上がってゆきます(^_^;)


各値の設定の時に

ソレノイドバルブがどの様な動きをしているか?


この事が解らないまま設定しても

迷宮に入るだけです(^_^;)



そこで、HKSのサポートに電話して

各モードでどの様な制御をしているか

詳しく聞いてみました(^O^)


聞いた事は以下のとおりです

(1)アクチュエーターの開き始めを
  100KPaに設定しているが、EVC-Sのアルゴリズムの想定内か

(2)オフセット値(OFS)はアクチュエーターの開き始めに対して
  単純に%で開き始めを調整しているだけか

(3)レスポンス値(RSP)の制御方法は?

(4)オーバーブースト値(OPT)の制御方法は?

(5)ワーニング値(WRN)領域に入ったら次の立ち上がりが
  鈍くなるが何か制御しているか?

電話の対応はとても良かったです!!


ただ、聞いたことが動作に関することなので

正確な情報は折り返し電話でということになりました(^O^)


2時間ほど経ってお電話が有りました!!


とてもご丁寧に正確な情報を提供いただきました(^O^)

回答頂いた内容は以下のとおりです

(1)アクチュエーターの開き始めが100KPa でもEVC-Sの
  制御アルゴリズムには影響が有りませんので問題無いです。

(2)オフセット値%はご想像の通り、アクチュエーターの
  開き始めの設定値を上げるだけの動作をしています。

(3)レスポンス地は、オフセット値で設定した加給圧を
  超えたところから動作が始まり、オーバーシュートを
  作り出す動作をしています。

(4)オーバーブースト値は、設定したKPaまでEVC-Sは
  何も制御をしません、いわば電源OFFと同じ状態になっています。

(5)特に制御はしていないのですが、ソレノイド式だと
  フォローできない部分となっています。
  ステッピングモーター式ならカバーされています。


あ~スッキリ!!


動作が判れば設定のストーリーを

容易に組み立てる事ができます(^O^)



(1)オフセット値(目的加給圧)の設定
   レスポンス値ゼロ、オーバーブースト値90KPa
   ワーニング値160KPa、ドロップブースト値100%にて
   4速フル加速で150KPaになるように
   オフセット値を設定 77%になりました

(2)レスポンス値(オーバーシュート)の設定
   (1)のままでも乗れるのですが、
   1速、2速など、低いギアーの時に
   目標加給圧まで加給しません
   そこで、低速ギアーで目標加給圧まで
   オーバーシュートする様に設定します
   20%になりました

(3)オーバーブースト値の設定
   EVC-Sのスイッチを切った状態の
   最高加給圧と同じか、少し低めに設定します。

   理由:ここまではアクチュエータが動かない状態ですので
    EVC-Sが介入しないほうが良い立ち上がりになります。
    低く設定すると、EVC-Sが介入して、
    加給圧を逃し、遅くなる可能性があります。
    高く設定すると、ウエストゲートが一旦開いた状態から
    制御を初めますので、加給圧の無駄が生じます

(3)ワーニング値の設定
   一度ワーニングに入ると
   ソレノイドでは動作不安定になるので
   少し高めの160KPaに設定しました

(4)ドロップブースト値の設定
 
  160KPa(ワーニング値)ー100KPa(オフセット値ゼロの値)
   =60KPaなので、50%に設定し、ワーニングが働いたら
   130KPaまで下がるようにしました


これで設定は完了です(^O^)


立ち上がりも良いし、1速2速でも

目標加給圧まで一旦上がり

ぐいっと車を押してくれます(^O^)

3速、4速全開時も150KPaで安定しており

狙い通りのセッティングとなりました(^_-)-☆


このストーリーがわかっていたら、

ECV-Sのセッティングも

試行錯誤することも有りません(^_-)-☆



実は、このセッティングの最中に

ブーストの立ち上がりを遅くするセッティングをしたのですが

平地でパーシャルな状況から

緩やかな上り坂に差し掛かって

ゆっくりアクセルを踏むと


△!の連発となります(T_T)

鬱陶しいくらい連続して△!です・・・


ところが、最終設定のように

ブーストの立ち上がりを

目一杯早くすると

嘘のように△!が姿を消します(^O^)


どの様な原理かは不明ですが

明らかに違ってきますのでなにか因果があるのでしょう


前回あれだけ苦労したにも関わらず

ベストな設定が見つけられなかった

EVC-Sも、動作の振る舞い(原理)が判れば

いとも簡単にベスト設定が出来てしまいました(^O^)



EVC-Sの説明書は、設定値決定方法を

効果(フィーリング)で書いているので

余計こんがらがりますよね(^_^;)



HKSスタッフの皆様、

親切な原理説明


有難うございましたm(__)m


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コメント
No:1810|
うまいこといって良かったです(^^)僕の方はそれほどブースト上がりませんが...
2014/01/26 22:54|by RSK27|RSK27 URL|編集
No:3156|EVC-s
HP拝見しました。
EVC-Sの設定方法について、教えて頂けませんか。
私の車はレガシィBH5 D型なのですが、設定を行っても、ハンチングが起こり、なかなかいい感じになりません。
オフセット値 93
レスポンス値 80
オーバーブースト値 75
ワーキング値 140
ドロップ値 70
に、していますが、フルブースト時にハンチングが起こり、今一早くなりません。
設定値の何処が悪いか分からないので、この設定値で何か分かりませんでしょうか。
勝手なお願いですが、宜しくお願いします。
2018/05/19 13:26|by 小泉直人|小泉直人 URL|編集
No:3158|> 小泉直人様
> 小泉直人様、コメントによるお問い合わせ有難うございます。

説明が長くなりそうなので、メールいたしました。
試して頂きたいと存じます。

認識が間違っている内容が御座いましたら、
メールに返信いただくか、メールにある携帯電話にご連絡下さい(^O^)
2018/05/21 11:24|by -| URL|編集
No:3159|>小泉直人
小泉直人様、メールアドレスに送信した所、メールアドレスが存在しないと言うメッセージがYahooのサーバーから帰ってきました。

少々長くなりますが、コメント欄にて記述致します。

小泉様、
始めまして、スマートおやじ@渡邊で御座います。

ブログへのコメント有難うございます。

まず、ハンチングが起こる原因を追求する必要があると思います。

私はレガシーの事はよく判りませんので
一般的なお話をさせて頂きます。

(1)まったく純正の時に通常の過給圧が掛かっていますでしょうか?
   私はよく判りませんが、1.0K~1.1位掛かっているのではと思います。

この状態で不具合があるようでしたら、その不具合を直してから
EVC-Sのセッティングになります。

ちなみに、純正のアクチュエーターは、0.65K付近でウエストゲートバルブが
開き始めるように設定されています。

過給圧を制御するソレノイドバルブをEVC-Sに交換しても
この数値は変わらないと思います。

(2)純正の状態で不具合が無い事を確認したらEVC-Sを装着して
   設定を初めます。

(3)まず、EVC-Sのスイッチを切って走ってみます。
   その場合、タービンの正圧が何も制御されず
   アクチュエーターに正圧が掛かりますので、
   0.6K付近で過給圧が安定するはずです。

(4)スイッチを切った時の状況が(3)の状態であることを確認したら
   次にレスポンス値ゼロ(オーバーシュートさせない)
   オーバーブースト値60KPaに設定します。(ウエストゲートの空き始める少し前)
   ワーニング値はレガシーのエンジンやタービンの限界を超えない値にしておきます。
   ドロップブーストは調整中はエンジンやタービンのブローを防ぐ為に
   100%に設定しておきます。
   この状態でオフセット値(%)を50%位から徐々に上げて行き
   目標の最大過給圧にします。(1.2K位が目標でしょうか)

(5)この状態で安定せずハンチングするのであれば
   原因は設定では無いような気がいたします。

  ・その場合の原因は、目標過給圧が高すぎて、
   ノッキングセンサーなどでノッキングやデトネーションを感知して
   ECUが点火時期を遅らせているかもしれません。

  ・各種配管からの漏れも考えられます。

  ・また、アクチュエーターがへたっている可能性もあります。

(6)ハンチングが発生しない場合、基本的な設定に加え
   ブーストの味付けとして、レスポンス値(オーバーシュート)を
   徐々に上げてゆきます。主に1速や2速でのフィーリングの為です。

(7)続いてワーニングとドロップブーストの設定を行います。
   この設定は異常値になった時のセーフティですので、
   エンジンを壊さない設定にします。

頂いた設定値で気になるのは、

(1)レスポンス値が高すぎる
    オーバーシュートの繰り返しによるハンチング(可能性は薄いですが・・・)

(2)オーバーブースト値が高すぎる(純正のアクチュエーターを使い開き初めの設定も純正の場合)
    オーバーブート値までEVC-Sは作動しませんので、
    純正のウエストゲート開き始めの値65KPaを過ぎてもEVC-Sが介入しない事になります。
    この場合にオフセット値との絡みで、ハンチングが起こる可能性があります。

レガシーの事を余り知りませんので、
お役に立つか判りませんが、
参考になれば幸いです。


+----+Watanabe Motofumi+------------------------+
 株式会社シティネット
 代表取締役

 合同会社セントラル自動車
 代表

  渡邊 基文
────────────────────────-
携帯電話:090-2828-1125
+------------------------------------------------+
2018/05/21 11:43|by -| URL|編集
No:3163|△!
すみません。伏字?にしてあるのかとは思いますが、
△!の意味を教えてもらえませんか?
2018/07/23 17:13|by たけだ|たけだ URL|編集
No:3164|△!について
△!マークについてコメント有難うございます。

△!マークは、スマートをロムチューンした時に、何だかの原因でトラクションコントロール異常(△!マーク)が点灯し、エンジンが吹けなくなる状態を表現しています。

ロムチューン後のスマート特有のことですので、伏せ字ではなく警告灯を見た目の記号で表記したものです。
2018/07/24 13:31|by -| URL|編集
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smartおやじ

高知県高知市在住で、株式会社シティネットを経営しています。
家族と車が大好きな渡邊基文です。宜しく!!

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